妙政寺は天・地・人を祀るパワースポット

妙政寺は150坪ほどの小さなお寺ですが、機能性に優れたお寺の構造になっています。
なによりも天・地・人を祀るパワースポットなんですよ。
是非お参りになってください。


コンパクトなお寺だけど
パワースポットなんです

【天】妙見大菩薩

妙見とはすぐれた視力の意。私たちの行いの善悪、真理をよく見通すチカラを表しています。
妙見大菩薩は北辰尊星王(ほくしんそんしょうおう)ともいい、北辰(北極星)を仏格化した「星の仏さま」です。宇宙の中心・根源とされ、星々のなかで最高位にあり、五穀豊穣・天下泰平・一族繁栄・病気平癒・息災延命・商売繁盛・交通安全・学業成就・縁結びなど、あまねく願いをお聞きくださる諸願成就の神さまです。
妙政寺は妙見信仰から創建されたお寺です。
妙政寺の妙見大菩薩像は嘉永7(1854)年のものと思われます。
【地】安立行菩薩

安立行菩薩は法華経四菩薩のひとりで法華経第五巻従地涌出品第15に登場する菩薩さまです。
お釈迦さまがお説きになられる法華経を聴聞していた菩薩さまたちが立ち上がり、お釈迦さまに向かって合掌してこのように仰りました。
爾時他方国土 諸来菩薩摩訶薩 過八恒河沙数 於大衆中 起立合掌作礼 而白仏言 世尊 若聴我等 於仏滅後 在此娑婆世界 勤加精進 護持読誦 書写供養 是経典者 当於此土 而広説之

するとお釈迦さまはこの諸々の菩薩さまがたの誓願に対してこうお答えになられました。
爾時仏告 諸菩薩摩訶薩 止善男子 不須汝等 護持此経 所以者何 我娑婆世界 自有六万恒河沙等 菩薩摩訶薩 一一菩薩 各有六万恒河沙眷属 是諸人等 能於我滅後 護持読誦 広説此経。

そしてお釈迦さまがこのお話をなさった時にこのようなことが起こります。
仏説是時 娑婆世界 三千大千国土 地皆震裂 而於其中 有無量千万億 菩薩摩訶薩 同時涌出。

この大地より涌き出でて来た無数の菩薩さまたちのお姿はこのようなお姿でした。
是諸菩薩 身皆金色 三十二相 無量光明。

仏さまの特徴である金色のお姿と三十二相を具足した無数の高貴な菩薩さまたちの中でも特に優れた四人の菩薩さまがおられました。
是菩薩衆中有四導師 一名上行 二名無辺行 三名浄行 四名安立行 是四菩薩 於其衆中最為上首 唱導之師。

大地より涌き出でたこの菩薩さまを「本化地涌の菩薩」とお呼びし、その中の優れた四人の菩薩さまを「四菩薩」とお呼びします。
妙政寺ではこの四菩薩のおひとりである安立行菩薩さまを奉安しています。


【人】七面大天女

日蓮宗以外の方には七面天女のお名前を言ってもなかなか知らない方が多いと思いますが、厳島神社の弁財天と同じ神さまです。
もともとは身延山久遠寺の守護神ですが、日蓮宗の勢力が拡大するとともに法華経守護神として七面天女を祀る寺院が増えていきました。
「身延鏡」という書物にそのいわれが書かれてあります。抜粋します。

此の御神と申すは本地は弁才天功徳天女なり。鬼子母天の御子なり。右には施無畏の鍵を持ち、左に如意珠の玉を持ち給ふ。北方畏沙門天王の城、阿毘曼陀城妙華福光吉祥園にいますゆえ吉祥天女とも申したてまつる。

山を七面といふは、此の山に八方に門あり、鬼門を閉じて聞信戒定進捨懺に表示し、七面を開き、七難を払ひ、七福を授け給ふ七不思議の神の住ませ給ふゆへに七面と名付け侍るとなり。此の神、末法護法の神となり給ふ由来は、建治年中の頃なりとかや、聖人読経の庵室に廿(20)ばかりの化高き女の、柳色の衣に紅梅のはかま着し、御前近く居り、渇仰の体を大旦那波木井実長郎党共見及び、心に不審をなしければ、聖人はかねてそのいろを知り給ひ、かの女にたづね給ふは、御身はその山中にては見なれぬ人なり。何方より日々詣で給うとありければ、女性申しけるは我は七面山の池にすみ侍るものなり。聖人のお経ありがたく三つの苦しみをのがれ侍り、結縁したまへと申しければ、輪円具足の大曼荼羅を授け給ふ。

名をば何と問い給へば厳島女と申しける。聖人聞し召し、さては安芸国厳島の神女にてましますと仰せあれば、女の云く、我は厳島弁才天なり。霊山にて約束なり、末法護法の神なるべきとあれば、聖人のたまはく、垂迹の姿現はし給へと、阿伽の花瓶を出し給へば、水に影を移せば、壱丈あまりの 赤竜となり、花瓶をまといひしかば、実長も郎党も疑ひの念をはらしぬ。

本の姿となり、我は霊山会上にて仏の摩頂の授記を得、末法法華受持の者には七難を払ひ、七福を与へ給ふ。誹謗の輩には七厄九難を受け、九万八千の夜叉神は我が眷属なり。身延山に於て水火兵革等の七難を払ひ、七堂を守るべしと固く誓約ありてまたこの池に帰り棲み給ふ。


当山の七面大天女もお参りください。